エセ子沼の由来(えせこぬまのゆらい)

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番号 5029 種別 伝説

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 水の部 湯・池・川・渡 - -
日本伝説大系 自然説明伝説 水 - -
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日本昔話大成 - - - -
日本昔話通観 - - - -
世間話 - - - -
AT分類 -

執筆者名 - 編者名 峰浜村教育委員会
書名・誌名 峰浜村の文化財
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 峰浜村教育委員会
発行年月日 昭和55年8月20日 発行年(西暦) 1980年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 2 終了頁 3
文体 方言
冒頭文 むかし、畑谷にエセ子どいう美しい娘がいだど。
結末文 又な、エセ子が麻糸結んだ梅の木も、昔の大木は腐れで倒れだども、その根こがら這えだ木が、もう老木なっているども、木そのものだば、元気で毎年のように花こつけで、たくさん実をつけで、エセ子の不幸を慰めでいる。

あらすじ 昔、畑谷にエセ子という美しい娘がおり、娘盛りの十七に、隣村の竹生に嫁入りした。夫との仲は良かったが、姑との折り合いが悪く、折檻され、何年か耐えたが、実家に戻ってきた。夫を慕って泣き続け、眼がつぶれてめくらになってしまった。実家は貧乏だったので、手探りで麻糸つむぎの手伝いをしていた。ある日、エセ子は庭の梅の木に近づき、麻糸の端を梅の枝に結びつけて家から離れた。家の者達が麻糸をたぐっていくと、山の中の沼に消えていた。この沼を『エセ子沼』と呼ぶようになり、エセ子が飛び込んで亡くなってから不思議なことばかり起きた。沼からとれるブナやドジョウは皆片目で、エセ子が生前流した涙のために沼の水が涸れず、村の人たちは、沼の小さな島に祠を建てて霊を祭った。村が大干魃に襲われたとき、エセ子沼に雨乞いをするとその晩雨が降った。長い年月雨乞いの行事は続けられた。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 畑谷
地域(現地名) 八峰町峰浜
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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