オオカミの恩返し(おおかみのおんがえし)

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番号 4836 種別 昔話

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執筆者名 常光徹/黒沢せいこ 編者名 常光徹/黒沢せいこ
書名・誌名 鳥海山麗のむかし話 佐藤タミの語り
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 イズミヤ出版
発行年月日 平成21年8月23日 発行年(西暦) 2009年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 430 終了頁 434
文体 方言
冒頭文 昔、大将オオカミな、村里さ来て、そって作物荒らしたり、いっつも悪りごどしてるなで、みんなで相談して、そのオオカミどご生け捕りしてな、焼き殺すどした時、ニッチュウどいう日蓮の孫弟子通りかがってな、若げ者達さ仏さまのありがで話聞がして、お経もくれでよ、「お前達、ただで出来ねだがら、一杯飲め」どで、銭んこやって、「オオカミどごまだ、俺さくれ」どてな、オオカミどご助けるなだしけ。
結末文 「来たが」どてな、みなほかの弟子こあだも、たくさん居で、「ニッチュウ様、来たが。お師匠さんゆぐゆぐ虫の息だどてな、待ってだなだけ。(途中で終わる)

あらすじ 日蓮の弟子のニッチュウが生け捕りにされた狼を助けた。狼の背中に「妙」の字を焼きつけ、悪さをしないように諭して放した。それから信州の母に会いに行くと和尚が病気だから早く帰れという手紙が届いていた。しかし、狼の野原を通らなければならない。危うい所を助けた狼に助けられ、ニチュウは狼から「牙」をもらう。牙はおこり(マラリア病)の妙薬で、和尚様の病気に効くものであった。和尚は虫の息でニチュウを待っていた。
追記 話者は佐藤タミ。明治35年5月23日、由利郡鳥海村(旧川内村)上平根に生まれる。明治39年9月に両親と共に満州(現在の中国東北部)の長春で生活する。大正4年7月に日本へ帰国し、鳥海村へ帰る。この頃から祖母ののぶの(安政5年 鳥海山小川生まれ)からから昔話を聞くようになった。大正8年頃から失明し、大正13年に婿養子を迎え2人の子どもに恵まれる。昭和55年2月6日、78歳で逝去。
本書は1976年7月、8月、12月、77年8月に聞いた話を文字化したもの。
その他 悪(わ)、若げ(わかい)、達(だ)

地域(原文に書かれている地域名) 鳥海村
地域(現地名) 由利本荘市鳥海町
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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