鶴巻き渕(つるまきふち)

詳細情報

番号 4637 種別 伝説

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 水の部 堰・淵・滝・水穴 - -
日本伝説大系 自然説明伝説 水 - -
日本昔話名彙 - - - -
日本昔話大成 - - - -
日本昔話通観 - - - -
世間話 - - - -
AT分類 -

執筆者名 - 編者名 -
書名・誌名 東由利の民話
書名(全集名等) - 巻・号 1
発行所 東由利町教育研究所
発行年月日 昭和57年9月 発行年(西暦) 1982年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 48 終了頁 50
文体 通行体
冒頭文 横渡の村はずれに根城という高台があります。
結末文 落城のむなしさと、平和を願う鶴のことをあわれみ、法内の極楽寺のお坊さんとして一生をおくったということです。

あらすじ  横渡のはずれに根城という高台があり、そこから見下ろせる深い渕を鶴巻渕と呼び、根城館の落城にまつわる話がある。400年程前、元亀三年下村城主四代目、小笠原信濃守奥長は内舘(今の岩館)に居城を構え下村(旧、下郷地区)を治めていた。その頃、本城の他に出城として、今の根城の館があった。その館の上を毎日決まった時刻に1羽の鶴が飛んでくる。城主奥長は「平和の女神、お城の守り神」と毎日その鶴を眺めていた。しかし、庄内軍(山形県酒田市)と組んだ仁賀保平庫守に戦いを挑まれる。奥長は重臣阿部五郎定友(子孫阿部源次郎)軍師千葉備中(子孫千葉覚太郎)と話、火縄銃を使うことにし、根城館で陣を固めた。鶴がいつものように館野上を飛んでいたが、明日の合戦の腕試しに、と真木新助が鉄砲で鶴を撃ち落とした。鶴は渕に吸い込まれるように姿をけし、それを見た城主奥長の胸に不吉な予感がした。文禄2年5月3日、押し寄せた敵軍に下村軍はかなわず負けてしまった。鶴を撃ち落とした真木新助は、落城のむなしさと、鶴を哀れみ法内の極楽寺のお坊さんとなった。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 横渡
地域(現地名) 由利本荘市東由利
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

PDF -