黒沢ながねのばけ猫(くろさわながねのばけねこ)

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番号 4636 種別 伝説

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AT分類 -

執筆者名 - 編者名 -
書名・誌名 東由利の民話
書名(全集名等) - 巻・号 1
発行所 東由利町教育研究所
発行年月日 昭和57年9月 発行年(西暦) 1982年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 43 終了頁 48
文体 通行体
冒頭文 むかし、むかし、横渡の吉円さんは、たいそう猫好きな人で、黒猫を一匹飼ってかわいがっていました。
結末文 黒沢峠から眺める風景は、昔も今も変わることのない高瀬川の流れと点在する家なみは見る人の心をなぐさめてくれます。

あらすじ  横渡の円吉さんは猫好きで黒猫を飼っていた。家で仕事をしているとその姿をじっと見て、一服しているとあぐらの上に乗ってくる、などよく慣れていた。やがて月日が経ち、ある晩のこと、円吉さんがわらじ作りをしていると、黒猫が後ろ足で立ち上がり踊り始めた。化け猫だとあきれた円吉さんは夢中になり家から追いだした。それから黒沢ながねを通る人から化け猫を見たという騒ぎが多くなった。ある日、法内十二ヶ台の彦四郎さんが黒沢の与惣右エ門さんのお祝いの帰り道、まだ日も高い時間なのに急に周りが暗くなった。そうしているうちに向こう側から与惣右エ門の家の子守が笑いながら近寄ってくる。化け猫め、と思い石の入った手ぬぐいを脳天めがけて振り下ろした。不気味な声を出して倒れた子守に怯え、彦四郎さんはふもとの鉄砲さん宅へ助けを求めた。翌朝鉄砲さんと確認に行くと、黒猫が横たわっていた。2人は山道近くの小高いところに猫を葬ってやり、化け猫が出ないように、と地元の人達で猫塚を作った。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 横渡~黒沢
地域(現地名) 由利本荘市東由利
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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