島のばばさま(しまのばばさま)

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番号 4633 種別 伝説

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日本伝説名彙 祠堂の部 薬師・観音・不動(仁王・毘沙門・大師・権現・閻魔・如来・仏堂・鐘・弁天・稲荷・大明神・神社・宮) - -
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AT分類 -

執筆者名 - 編者名 -
書名・誌名 東由利の民話
書名(全集名等) - 巻・号 1
発行所 東由利町教育研究所
発行年月日 昭和57年9月 発行年(西暦) 1982年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 30 終了頁 34
文体 通行体
冒頭文 むかし、むかし、今から百年ほど前のお話です。
結末文 今でも島のお母さんたちは、ばばさまのお祭り日としてお詣りをし、当時のことを語り合っています。

あらすじ  今から100年程前、島の千葉千代造さんの家にばばさまと呼ばれる産婆さんがいた。お産のさせ方がと評判な人で、お産だけでなく、困った人の相談役としても頼られていた。ある年の3月15日、猛吹雪にあい、帰り道を急いでいた婆様は西の浜で雪の中しゃがみ込んでいる旅の女性を見つけた。家に連れ帰り、食事を与えると元気になり、吹雪も止むと女性はお礼だ、と木を削って作った小刀を体が悪いとき使って下さい、と渡し旅立った。春になると、朝から晩まで田畑に出て働く農家の人達は腰や手首など身体中を痛める人が出てくる。ばばさまがそういう人達を渡された小刀で撫でてやるとすぐ治った。これを聞いて昼や夕食後など沢山のひとが訪れた。ばばさまが亡くなった後、西の浜の登り坂付近に小さなお堂を建て産婆の神として祀った。お堂の中はお礼の小刀で一杯で、奥には慈母の石像がある。毎年3月15日(旧暦)には、島のお母さん達がお祭りの日としてお詣りをする。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 島
地域(現地名) 由利本荘市東由利
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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