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番号 4403 種別 伝説

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日本伝説名彙 水の部 湯・池・川・渡 - -
日本伝説大系 自然説明伝説 水 - -
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世間話 - - - -
AT分類 -

執筆者名 菊地隆太郎 編者名 -
書名・誌名 ふるさとのはなし
書名(全集名等) - 巻・号 第一集
発行所 鳥海村教育委員会
発行年月日 昭和41年4月1日 発行年(西暦) 1966年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 31 終了頁 32
文体 通行体
冒頭文 秋の日、あたりの山々は、すっかり紅葉し、すすきの穂波が夕日に映えて、美しく光っている中を、墨染めの衣とは名ばかりの色あせた
結末文 それからこの村には、ジシャ木も葛もなくなってしまった。

あらすじ 秋の日、村外れの岩穴にこもって修行している、色あせた法衣を着た旅の坊さんが托鉢して歩いていたが、村の者は相手にしなかった。村外れの小川で一人の若者が竹槍を構え魚を狙っていた。側の老柳には、尺余りもある川ますが垂れ下がっていた。旅の僧は、殺生は止めろ、と若者を諭す。しかし若者は暮らして行くには必要なことだ、と言って相手にしない。僧は、魚をとらなくても野山を開墾すれば親子を立派に養える、殺生は地獄に落ちる、と教え諭した。若者は怒り、川原に生えているジシヤ木と葛をむしり、ジシヤ木で川ますを巻き葛のツルで僧の体に背負わせた。されるがままだった僧は大きな声で経文を唱え始める。
 すると風が吹きまくり、大粒の雨、雷鳴と同時に、驚いている若者の立っている大地が揺れ始めた。若者は失神して倒れてしまった。
 気を取り戻した若者が目を開けると、川は水が一滴もなくなり、小石ばかりの川原になっていた。
 これから「から川」と呼ばれ、この村にはジシヤ木も葛も無くなった。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) -
地域(現地名) 由利本荘市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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