真実の大蛇(しんじつのだいじゃ)

詳細情報

番号 4217 種別 伝説

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 祠堂の部 薬師・観音・不動(仁王・毘沙門・大師・権現・閻魔・如来・仏堂・鐘・弁天・稲荷・大明神・神社・宮) - -
日本伝説大系 文化叙事伝説 神 - -
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世間話 - - - -
AT分類 -

執筆者名 寺田伝一郎 編者名 -
書名・誌名 羽後浅舞町近傍見聞書
書名(全集名等) 日本民俗誌大系 第12巻 巻・号 12
発行所 角川書店
発行年月日 昭和51年4月25日 発行年(西暦) 1976年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 265 終了頁 266
文体 通行体
冒頭文 十年ばかり前のこと、秋の稲刈り時、彼岸後の日はまだ暑く昼は汗ばむほどであった。
結末文 小豆田の近径を三宝荒神参りに出掛けた時、何やら物凄い水騒ぎを聴いたがそのころより全く怪しいことも止んだと言う。

あらすじ 十年ほど前、浅舞に市立に来て大急ぎで旧道を田舎より平清水にゆき小豆田村の佐藤幸吉の前の近径を通って一田圃向こうの自分の家を目指していたら、田より堰になだれた土手に二尺ぐらいずつ手込ったものが動かない。大蛇と気づいて驚いたときには腰が抜けて走ることができなかった。這うように家に戻ったが、震えて寝込んでしまった。夫の運吉と油売りの爺様が田圃に行ってみると、大蛇の姿は無かったが胴体に擦り枯らされた秋草が筋になっていた。
 小豆田に大蛇が現れた評判はそこから広まり、苗代で見つけたとか造山堰のガバデロ淵には主がいるが子を産みにきたのだろう、または渡辺勇四郎の屋敷の蛇が大蛇になって姿を消した、など色々語られた。また樽見内の助右衛門饅頭屋の田の崖に大穴があるが、これに潜んでいるのではないか、とも言われたが影も形も表さなかった。
 ときが流れて高畑の嘉助婆が三宝荒神参りに出掛けたとき、物凄い水音を聴いた、という。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 小豆田邑
地域(現地名) 橫手市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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