濁酒事件(だくしゅじけん)

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番号 4208 種別 世間話

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執筆者名 寺田伝一郎 編者名 -
書名・誌名 羽後浅舞町近傍見聞書
書名(全集名等) 日本民俗誌大系 第12巻 巻・号 12
発行所 角川書店
発行年月日 昭和51年4月25日 発行年(西暦) 1976年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 253 終了頁 254
文体 通行体
冒頭文 一昨昨年互助会を発表して村方一統の規約を定めた。
結末文 菊治は豊松の世話家でごく貧乏であった。

あらすじ  一昨昨年互助会を発会して村方一統の規約を定めた。堰払いに出ぬ者、堰の江上がりの塵芥を他人の田の畔より取らぬこと、よその畑物を盗らぬこと等を申し合わせ、もし犯すものあれば、厳しい罰則を与えた。
 そのうち、他人の堰の塵芥を盗んだものが発見され、たちまち互助会の相談の上、犯則の某より清酒一斗鰊二束を出させ、巡査にも告げず、内済内済と春の明神様の社の祭りにあわせ、酒盛りをした。
 それから夏の初め、根子掘り仲間が出した濁酒みんなで飲んでいた。熱い日に照らされ酒の回りがはやく、始めの用心も緩んでいた頃、浅舞町の本荘屋旅館に常駐していた酒役人が急行した。村の騒動は広まって、酒を飲んでる連中は散り失せ、一大事となった。村の事変もこうなれば仕方なく、小松田菊治を責任者と定め罰金を納めて落着した。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 下高口村
地域(現地名) 橫手市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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