大龍寺の龍髪払子()

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番号 2662 種別 伝説

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日本伝説名彙 祠堂の部 薬師・観音・不動(仁王・毘沙門・大師・権現・閻魔・如来・仏堂・鐘・弁天・稲荷・大明神・神社・宮) - -
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AT分類 -

執筆者名 - 編者名 木崎和廣
書名・誌名 羽後の伝説
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 第一法規出版
発行年月日 昭和51年7月15日 発行年(西暦) 1976年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 166 終了頁 166
文体 通行体
冒頭文 (男鹿市)船川の海蔵山大龍寺は、天正年間に豪族女川氏の援助により、仙台からきた台厳禅師によって開山したと伝えられているが、その頃、台厳禅師の枕辺に夜な夜な美しい女が現れた
結末文 後にこの寺宝は、山形県の善宝寺に買いとられ、善宝寺は大漁祈願の霊験を得るようになり、船川大龍寺は龍神の怒りにふれ、雨乞いの霊験を失ったという

あらすじ 船川の海蔵山大龍寺は、天正年間に豪族女川氏の援助により、仙台からきた台厳禅師によって開山したと伝えられているが、その頃、台厳禅師の枕辺に夜な夜な美しい女が現れた。禅師が法力をもって一喝したところ、女は「私は日本海に住む龍神であるが、女の化身の業患を免れるため通ってきた。今仏法によってといてもらったお礼に寺の井戸に湧水と頭髪をあげます」と語った。台厳禅師はこの頭髪で払子を作り、昇龍、降龍の掛け軸とともに寺宝として伝えた。後年、男鹿地方が日照りで大飢饉にみまわれた時、当時の住職が集落民とともに、日本海に舟を浮かべ昇龍、降龍の掛け軸をたて、払子をふって雨乞いの大法要を行ったところ、たちまち雨雲が広がって豪雨となり、男鹿の住民は飢饉から救われたという。後にこの寺宝は、山形県の善宝寺に買いとられ、善宝寺は大漁祈願の霊験を得るようになり、船川大龍寺は龍神の怒りにふれ、雨乞いの霊験を失ったという。
追記 無
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) 男鹿市
地域(現地名) 男鹿市
史跡等 山形県善宝寺の龍髪払子

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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