小僧の初夢(こぞうのはつゆめ)

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番号 2055 種別 昔話

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執筆者名 高橋はじめ 編者名 -
書名・誌名 雪ふる里の昔語り「むがしこあったぞん」
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 秋田むがしこ塾
発行年月日 平成14年4月20日 発行年(西暦) 2002年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 46 終了頁 49
文体 方言
冒頭文 むかしなば正月二日の晩、ええ夢みるどて、《長き夜の遠の眠りのみな目覚め波乗り舟の音の良きかな》って、和歌を書えだな枕の下さ入
結末文 トッピンカラリノサンショノミ

あらすじ  昔正月2日の夜、良い初夢を見ると和歌を枕の下にいれて寝た。
 あるお寺に、チリン、ホコリン、モッコウソウという小僧が3人居た。和尚さんに、2日の夜に枕の下に和歌を入れ、見た夢を誰にも教えないといい事がある、と教わり3人とも寝た。
 翌日和尚さんが確認すると3人とも夢を見たというので、和尚さんは順番によびつけ夢の内容を聞き出した。しかし3人目のモッコウソウはなんとしても夢を教えない。モッコウソウは夢を教えず、川に流されてしまった。
 モッコウソウは鬼ヶ島に流れ着き、鬼に夢を教えなかったから流された、と言う。鬼達もモッコウソウの夢に興味を持ち、自分たちの宝物と交換にその夢を教えてくれ、と頼む。刺した者を殺してしまう銀の針と死んだ者を生き返らせる金の針、一瞬で千里走る車と一瞬で二千里走る車、この宝物を交換しようというがモッコウソウは了解しない。しかしその宝物が本物か気になる、と言い針の効き目を見た後、金の針を持ったあと二千里走る車に乗って逃げ出した。
 車は人だかりがある、大きい屋敷の前で止まった。どうしたのか聞いてみると朝日長者のお姫さまがなくなったので皆で弔っている、という。門の前に立て札があり、姫を生き返らせた者には金を好きなだけやる、と書いておりモッコウソウは鬼の宝物の金の針を使いお姫さまを生き返らせた。隣の夕日長者のお姫さまも病気になっていたので、金の針で元気にしてやると、お姫さまの婿になってくれ、と言われる。朝日長者も婿に欲しい、と言い出した。そこでモッコウソウは「朝日長者に1ヶ月、夕日長者に1ヶ月」と代わる代わる居る事にした。
 モッコウソウは初夢の通りになった。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) -
地域(現地名) 橫手市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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