カラピヤミとヨグタカレ(からぴやみとよぐたかれ)

詳細情報

番号 1909 種別 昔話

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 - - - -
日本伝説大系 - - - -
日本昔話名彙 - - - -
日本昔話大成 - - - -
日本昔話通観 - - - -
世間話 - - - -
AT分類 -

執筆者名 - 編者名 土橋伍郎
書名・誌名 有鱗
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 男鹿市船越西町老人クラブ
発行年月日 昭和59年3月24日 発行年(西暦) 1984年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 116 終了頁 117
文体 通行体
冒頭文 昔或る村に三太と三平という二人の人がいて仲良かった。
結末文 また一方三太も神様の慈悲に感激して一生けん命働くようになったというお話し。

あらすじ ある村に三太と三平という2人の仲の良い若者がいた。ただし2人の生き方はまるっきり正反対で、三太は無類のヨクタカレで働き者、毎日1回お宮参りをしていた。しかしこのお宮参りは欲から出た物で「自分にもっとお金を授けて欲しい」と拝むのだった。三平は毎日ブラブラし、仕事もせず毎日寝ていた。
 ある日、三太が拝んでいると神様がワラ苞を渡し、三平に渡してくれと頼まれた。三平に持って行く途中三太は中身が気になり、ワラ苞を開けて見た。すると中から腐りかけた牛の耳がたくさん出て来た。三太は寝ていた三平の腹にワラ苞を神様からだ、と放り投げ帰っていった。三平がワラ苞を開けて見ると大判小判がザクザク出て来た。翌日三太が三平の様子を窺いに行くと、大量の大判小判を見せられた。これに怒った三太がお宮に行き、神様に向かって大小言を言った。すると神様が出て来て三太に言い聞かせる。生前三太は鳥であった。この社に備えられたものを食べたり、神様に糞をふっかける、そういったいやしい根性が人間になってもなおらず、今も賽銭をくれと来る。では何故あのカラピヤミに賽銭をやるのか、と三太が聞く。すると三平は昔牛で、この社を作るときずいぶん働いてくれた。今寝ているのはあの時の骨休めで、その苦労をねぎらって賽銭をお礼にやった、と説いて聞かされた。
 それから三平は改心し、欲を払いのけ一生懸命はたらいた。三平も神様の慈悲に感激し真面目になったという。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) -
地域(現地名) 男鹿市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

PDF -