蛇のおんがえし-釜蓋五郎兵衛-(へびのおんがえし-がまぶたごろべえ-)

詳細情報

番号 1955 種別 昔話

  大分類 中分類 小分類 番号
日本伝説名彙 - - - -
日本伝説大系 - - - -
日本昔話名彙 完形昔話 不思議な成長 蛇息子 -
日本昔話大成 本格昔話 誕生 蛇息子 142A
日本昔話通観 むかし語り 誕生 蛇息子 140
世間話 - - - -
AT分類 433B

執筆者名 黒沢せいこ 編者名 はたはた編集部
書名・誌名 横手盆地のむかしっこ
書名(全集名等) - 巻・号 -
発行所 はたはた編集部
発行年月日 平成14年4月20日 発行年(西暦) 2002年
所蔵先 秋田県立図書館
開始頁 39 終了頁 41
文体 方言
冒頭文 むが~し、昔 横手市の西のはずれで、塚堀の大戸川の向ごうさ、釜蓋っていう小っちゃけ村あったけど。
結末文 とっぴんぱらりのぷう。

あらすじ  昔、横手の西、塚堀の大戸川の向こうに釜蓋という小さな村に釜蓋五郎兵衛という長がいた。あるとき五郎兵衛が畑仕事をしていると、小さな蛇が五郎兵衛のことをじっと見ている。五郎兵衛の家には子供がおらず、その蛇を神様からの授かり物と連れて帰り、味噌蔵で大事に育てることにした。自分たちが食べる分の食事も分け与えていると、蛇はどんどん大きくなり、1年くらいで10尺もある大蛇となった。初めは珍しがっていた近所の人やお婆さんまで何とかしてくれ、と言い出した。ある夜、五郎兵衛は大蛇を抱え大戸川の岸にいき、飼えなくなったことを話して聞かせた。すると大蛇は川底のほうに消えていった。それ以後、大蛇の住む「五郎兵衛淵」と呼ばれる淵が出来た。ある夏の夜、お婆さんが体調を崩したので五郎兵衛は横手まで薬を買いにいった。その日は朝から雨で、大戸川が増水し、1本しか無い橋が流されていた。すると大蛇が現れ自分の体を橋代わりに渡した。五郎兵衛が渡ると大蛇は川の中に飲み込まれていった。薬のお陰でお婆さんは良くなったが、大蛇は見かけなくなった。そして五郎兵衛の家もだんだん傾いていった。この辺りでは「蛇かまどの家」という家にすみつく屋敷蛇のおかげで財産をふやしてきた家があり、蛇がいなくなるとその家は傾く、と言われている。
追記 -
その他 -

地域(原文に書かれている地域名) -
地域(現地名) 橫手市
史跡等 -

音声データ - 音声収録年月日 - 音声収録年(西暦) -
話者名 - 話者情報 -

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