おらほの真澄 -能代・山本-
令和3年3月20日(土)~令和3年5月16日(日)
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当センターではこれまでも、県内の特定地域に焦点を当てた企画コーナー展示を行い、真澄が私たちの秋田県をどのように記録したかについて紹介してきました。
今回は「おらほの真澄-能代・山本-」と題し、同地域に焦点を当てます。能代・山本地域とは、県の北西部に位置する1市3町(能代市・藤里町・三種町・八峰町)を指します。真澄は、弘前藩領から秋田藩領に戻った享和元年(1801)から、文化7年(1810)頃までの9年間、複数回に亘って同地域を訪れ、様々な記録を残しています。同地域に関する記録が残された日記(紀行文)は全部で9冊あり、風景、名所旧跡、土地の名産や人々の暮らしぶりなど、内容も多岐に渡っています。展示では各日記ごとの真澄の足跡をルート図で示しながら、それぞれの地域にまつわる内容を抽出して紹介します。
能代・山本地域に縁(ゆかり)がある方にとっては、なじみのある土地を真澄がどう記録したかを知っていただく機会に、逆にこれまでよく知らなったという方にとっては、新たな秋田の魅力を発見していただく機会になれば幸いです。
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日記『しげき山本』より「十六貫の九曲」
(藤里町藤琴) |
日記『みかべのよろい』より「連理の銀杏」
(能代市二ツ井町仁鮒) |
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日記『かすむ月星』より「大桜」
(山本郡三種町下岩川宮ノ目) |
日記『浦の笛滝』より「笛滝」
(山本郡八峰町八森) |
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