『軒の山吹』は江戸時代の紀行家・菅江真澄が記録した日記です。文化8年(1811)、金足を訪れた真澄はある風習を目にします。それは、丸めた餅を長串で貫き、それに山吹の花を束ねて家々の軒先に飾る、というものでした。この風習には魔除けや家の吉凶を占う意味があると考えられ、軒に挿した餅を鳥がついばんできれいになくなると吉兆であるとされました。鳥が餅をついばむと同時に黄金色の山吹の花がきれいに散りこぼれます。その美しい様に心打たれた真澄は、日記題を『軒の山吹』としました。山吹の咲く時期に合わせて、美しく風情のあるこの風習を再現しましたので、ごゆっくりお楽しみください。

日時
開催日:4月20日(木曜日)から4月23日(日曜日)まで
時間:9時30分から16時30分まで(初日は12時より、最終日は15時30分まで)
会場
分館 旧奈良家住宅
観覧料
無料
その他
- 発熱や風邪症状のある方はご来館をお控えください。
- 事情により中止となる場合、また、開催期間や時間が変更となる場合がございますので、ホームページ等でご確認のうえご来館いただきますことをお勧めします。
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