- 受入番号
- 工コ348
- 資料名
- 幾何文様づくし藍絞り染め 着物
- 法量
- 縦128.5cm 横118.0cm
- 材質・技法・形状
- 木綿・藍染
- 制作年代
- 明治時代
- 作成地
- 秋田県横手市浅舞
- 資料解説
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これは江戸時代から横手市浅舞で行われていた「浅舞絞り」(あさまいしぼり)という藍染め(アイという植物で糸や布を青く染めること)の着物です。染める布を糸でしばったり縫ったりすると染める液が浸みこまない部分ができ白く残ります。この技法が絞り(または絞り染め)です。
この着物は縫い絞り(染める布を縫うことで染める液が浸みこまないようにする)の技術を主に用い、様々な模様を作りだしています。丸がつながっている七宝(しっぽう)、曲線が規則正しく並ぶ立涌(たてわく)、正六角形の幾何学模様の麻の葉(あさのは)などです。
絞りの技術は愛知県名古屋市の有松・鳴海から伝えられたそうです。