白岩焼 注口付徳利

注口付徳利

注口付徳利

注口付徳利

注口付徳利

受入番号
工キ39-3
資料名
白岩焼 注口付徳利
法量
高さ37.5cm 最大径20.1cm 口径4.8cm
材質・技法・形状
土・陶器
制作年代
明治時代
作成地
秋田県仙北市
資料解説
これは白岩焼の徳利(とっくり・酒を入れておく容器)です。白岩焼は秋田県仙北市角館町白岩で作られていた焼き物で、およそ250年前の江戸時代にはじめられました。白岩の土はよく伸びて割れにくく、焼き物を作るのに適していましたので、小さなものから大きなものまできれいに焼くことができたそうです。
白岩焼の魅力は素朴な形とたっぷり掛けられた白い釉薬(陶磁器の表面を覆うガラス質の層)です。実用的な品ぞろえと手頃な価格で人気があり、現在の秋田市や県外まで販路は広がっていきました。
この徳利は秋田市出身の版画家、勝平得之が収集したものだと伝えられています。